どうも、2年目にして宅建に合格したトミ子です。
宅建の試験って、本当は簡単なのか、難しいのか、よく分からない人も多いと思います。
そして宅建に何年も挑み続けている人のブログなんかもありますが、まるでステータスのように、今年もダメだった〜!!なんて、報告している人もいますよね。
これから初めてやってみるぞ!という人、何年も落ちている人、初めて一生懸命全力で頑張ってもダメだった人、リベンジするぞ!と意気込んでいる人、みんなに読んでいただきたいです。
ズバリ記憶力と継続力と割り切り力と読解力です。
どれが欠けてもただ勉強をするだけでは点数が上がりません。具体的にご説明します!
記憶力
宅建の試験に、権利関係・宅建業法・法令上の制限・税その他という4つのカテゴリがありますが、どれも知らなければ答えられない問題ばかりです。中には数字の問題もあるので、ゴロで覚えたりもします。
やっと覚えたー!と思っても、試験までに忘れてしまったり、あれ?どうだったっけ?と、うろ覚えになってしまうと記憶がゴチャゴチャになり、間違って覚えてしまったりするのです。みんなよく間違える部分は、作問者もよく把握しています。引っ掛け問題もよく出題されるので、ここでキチンと覚えていないと振り落とされるのです。
覚えるタイミングも重要です。4月から勉強を始めて、7月位には全部ある程度覚えたとしても、試験のある10月に忘れていては元も子もないのですから。
継続力
これは忘れないためにそして、問題に慣れるためです。
初めて宅建の問題を解いてみると、え?何を言っているの?まどろっこしい文章が並んでいる……全然頭に入ってこない(泣)
と、私も思っていました。
大体4行位の問題の文章ですが、問題に慣れていないと問題を読むのに時間がかかり、50問全て解ききれない!なんて事もあります。
そして過去問を制するものは宅建を制する!
なんて言葉もよく聞きますよね。
とにかく過去問、これを継続してやり続けることが大事になってきます。
割り切り力
私が初めて宅建のテキストで勉強を始めた時は、とにかく全てを覚えなきゃ!と細かい所まで頭に入れようとしていました。
ですが、まぁ小さい私の頭には限界があり、すぐにパンクしてしまったんですよね。
知ってることで答えられる問題も中にはありますが、それによってもっと大事なみんなが答えられる問題を間違えていたら、平均点を下回ってしまうかも知れません。
宅建の試験は、完全な合格点がある試験ではなく、平均よりも1点、多く取ればいい試験なのです。50点満点を目指して頑張っても、出題範囲が広すぎて10年かかっても無理かもしれません。
ここは潔く、 35点!いや、37点位を狙って勉強するのが堅実な方法です。
実際私も、はじめて受けた試験は3点ほど足りませんでした。受かったみんなよりも、3点分みんながちゃんと覚えていた問題を解けていなかったからだと、今はそう思えます。
マニアックな問題を1問正解するために勉強するよりも、みんなが知っていることを確実に正解することが大事なのです。
読解力
ずばり、引っ掛けに対応する力です。作門者はプロです。みんなにどんな問題を出すと、このくらいの確率で引っかかるだろうとの予想もして問題を作っています。
それにまんまと引っかからない力が必要です。ここで引っかかって、あと1点だったのにー!となると、悔やんでも悔やみきれませんよね。
そのためにも、まずは主語が何なのかをハッキリさせるために鉛筆などで主語の部分をアンダーラインで強調させてみて。
さらに正しいものを聞いているのか誤っているのを聞いているのかもアンダーラインを引くことで、自分の中でまどろっこしい文章を整理することができてきます。
某スクールでもそうした方がいいと学びました。引くのと引かないのでは、点数が2点くらい違ってくると言っても過言ではないくらい、重要な事です。
以上の4つの力をつけることにより、必ず合格に近づきます。
この4つの力をつけていなかったから落ちたのです。本当にそう思います。
そして宅建を受ける人の中には、
「不動産業に務めていて、上司に取れ!と言われたから仕方なく毎年受けているんだよ」
と、嫌々試験会場に入ってくる人もいます。
中には試験中に机に頭を乗っけて寝始める人も居るくらいです。
私が試験会場でビックリしたのが、車椅子の80代くらいのおじいちゃんが受けに来ていた事です。
何なんでしょうね、趣味の世界でしょうか。
確実にこれから宅地建物取引士として働く感じではありませんでしたね。
慣れた感じで座っていましたが、何年も受け続けているのでしょうか?
私は何年もこの宅建勉強に悩まされるのなんて嫌で、必死になって取りました。
落ちる人は、単純にそもそも勉強をしていないか、上記の4つの力が無い人です。
まとめ
いかがでしたか?
あなたもこの4つの力を意識して勉強を始めてみませんか。
時間がないからこそ、無駄なく確実に身につけたいですよね。
具体的な勉強方法はまた後ほどアップしたいと思います。
それでは~。