宅地建物取引士とは何か?というところからお伝えしていきます。
私もタッケン?何それ?というところから始めた人間なので、大丈夫です!
資格について
宅地建物取引士とは
宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者であり、宅地建物取引業者(一般にいう不動産会社)が行う、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引法務の専門家である。
このように宅地建物取引士は不動産業においてとても大切な資格となっております。
そして不動産業務にかかわる5人に1人はこの宅地建物取引士の資格が必要です。10人いる会社なら2人、15人いるならば3人は必ず必要になるのです。もし万が一でも1人やめてしまったら、宅地建物取引業者として1人新たに宅地建物取引士を雇用しなくてはならないので、そうならないためにも不動産業界ではとても重宝される資格となっております。毎年約13万人がこの資格を取ろうとする意味がわかりますよね。
ここからは、いくつかポイントをおいて宅地建物取引士についてご紹介したいと思います。
試験日はいつ?
毎年1回、 10月の第三週目の日曜日となります。
今年2019年は10月20日ですね!
試験時間は13時から15時の2時間!長いようで短いんですよコレが。。
ただし、登録講習修了者は、13時10分から15時までとなります(1時間50分)。
詳しい申し込み内容については、こちら→一般財団法人 不動産適正取引推進機構
難易度はどのくらい?
難易度…気になりますよね。
私も初めて資格を取るぞ!と思う前には、ココが一番気になっていました。初めての年は某スクールにてお金を払い、毎週スクールに通って挑んだのですが、ダメでした。決してやる気がなかったわけでも、期間が遅すぎたわけでもないし、私がバカすぎるわけでもないのですが(たぶん…いや、絶対)、ダメでした。
ですがその某スクールの営業の人いわく、 初めての何もわからない方でも受けたその年に受かる人は結構いるようです。
なのでこればっかりはやってみないと、、になるのですが、やはり何もしないで受かるほど国家資格は甘くはないです。
ちなみに 宅地建物取引士は平均300時間勉強すれば受かるといわれています。
どうでしょう?毎日2時間を150日、もしくは一日10時間を30日。
決して簡単とは言えませんね。日々の生活の中で時間をどう使うのかも重要になってくると言えます。
そしてパーセンテージでいうと 平均15%。100人受けると15人しか受からない計算です。ですがこれにはからくりがありますので、安心してください。
私も受かりましたから~!!大丈夫です。
どのくらいの人が受ける資格か?
毎年19万~20万人位が申し込みをしています。
あれ?と思いませんか?さっき13万人っていったじゃん!って。
そうです。 申し込みは19~20万人ですが、実際に試験会場に来て最後まで試験を受ける人数は13万人くらいだと言われています。もうここで7万人が脱落している試験なのです。
ね?何だか受かりそうな気がしてきたでしょう?(笑)
どんな内容の試験なの?
権利関係 | 14点 |
宅建業法 | 20点 |
法令上の制限 | 8点 |
税・その他 | 8点(税3点・その他5点) |
宅地建物取引士になると何ができるのか?
これはずばり! 重要事項の説明と契約書(37条書面)への記名、押印です。
唯一、宅地建物取引士としてできるものです。
言い換えると宅地建物取引士しかできない仕事です。
まとめ
いかがでしたか?宅地建物取引士の資格について、なんとなく分かりましたか?
いいんです。なんとなくで。だってまだテキストを開いて勉強をしているわけじゃないんですから。
次は、スクールでの落ちた体験についてお伝えします。
最後まで読んでくれてありがとうございました。