5~6月から勉強を始める方
5月~6月から始めようとしているあなた!やる気があっていいことですね!
初めての方もそうじゃない方も、この時期から始めても十分に合格可能な期間です。ですが大事なのはやはり期間をあけないこと。そして合格までの平均勉強時間300時間を常に意識することが大切です。
5月から始めたとして…約6か月弱。300時間を170日で割ると毎日105分(1時間45分)勉強すればいいことになります。←って!おーーーーい。
そんなに毎日勉強できるかーーーー!
と思ったあなた。宅建はそんなに簡単じゃないんですね。ですが例えば週末は時間を増やしたり、すきま時間に勉強をしたりして何とか時間を確保していきましょう!
少し脅かしてしまいましたが、大丈夫。試験前になるとおのずと勉強時間は増えていきますから。
5~6月末まで
テキストを読んで理解すること
権利関係から始めて宅建業法、法令上の制限と続いていきます。
税その他はまだやらなくていいです。
練習問題を解いてみる
テキストを読んだ後は問題を解いてみます。
大体項目ごとに100~200問ある問題集を買ってやってみましょう。
税その他はいりません。
苦手な所を理解する
最後に問題集で間違えた、もしくは分からなかった部分を確認しておきます。
7月末まで
7月末までにすることは、
苦手なところを克服
苦手なところは、逆に言えば頑張り次第でこれから点数が取れるところ。宅建業法の苦手な所をまずは克服しちゃいましょう!何回も問題を解いたり、やっぱり分からなければ別の方法で頭に入れてみるとか。私はスマホを見たりPCで長文を読んだりしましたが、テキストを見返したり、前にもお伝えしましたが大澤さんの音声データでながら勉強するもいいと思います。
その後も他の項目の苦手項目だけをやって、克服しましょう!結構ここが一番大変なんですが、これを乗り越えると見えてきますよ、合格が♡
8~9月末まで
8月と9月は、
ひたすら過去問をやり続ける
宅建を勉強するにあたって、「過去問を制する者は宅建を制する」とはよく言ったもので、本当に過去問を全部暗記していたとしたら、50問中42問は取れるんじゃないかと思います。権利関係や税その他の項目は少しずつ変わるのでこの点数ですが。なのでひたすら過去問過去問です!!
税その他をかじる程度に学習
税その他も、過去問があります。法改正などがあるので、解こうにも少し複雑ですが税法などはほとんど変わりませんのでその辺からかじってみます。
試験日前まで
ここは他の期間で始めた人と同じで、過去10年分の過去問と、更にはテスト形式の問題集を買って、実際にやってみることです。時間配分やどの項目から始めたらよいか、などが確認できますし、実際に自分の点数が出るので自信に繋がります。ですが点数が良すぎるからと勉強を怠ってはいけません。まだまだ忘れそうな所は毎日チェックです!
頑張ってくださいね!応援していますよ!私でも合格できましたから!!
7~8月から勉強を始める方
7月、8月から始めるあなたはもしかして前年も受けた方でしょうか??
試験が10月なので初めての方だと、それはもう必死に勉強しないといけませんね。
平均勉強時間300時間を鑑みると、7月からだとしても一か月平均100時間は勉強しないといけない計算になります。それは毎日3時間程度という、地獄のような3ヶ月半になることでしょう。
初めてでない方も、この頃は身を引き締めて頑張る時ですね。
正直、私はもっと前から勉強をしていましたので、あまり参考にはならないかも知れませんが、今年も宅建を受けるつもりで考えてみます。
逆算すると、10月からはどうしても実践としてテストを解いてみるという、時間に慣れる期間が必要なので、7月~9月までで4つの科目をマスターすることになりますよね。ですが税その他は忘れないためにも10月の追い込みに時間を増やして覚えるとして、7月は権利関係、8月は法令上の制限、9月に宅建業法でしょうか。
一番力を入れるのは、そう、宅建業法ですよ!
9月からの追い込み
初めにお伝えしますが、9月月からできることは、そんなにありません。それまでの培った勉強の内容をもとにそこにオプションとしてちょこちょこと増やしていく…というイメージで考えてください。9月からフルスロットルで勉強を一気にやろうとしても、人間の頭には限界があります。パンクしてしまって終わるでしょう。もしくは何回も宅建の試験を受けたことがあって頭に基本的なことが入っているならば別ですけど。それでも前に落ちたということなので、前と同じ勉強ではまた落ちてしまいますしね。
9月と10月にまず分けます。
9月
9月に4科目(権利関係・宅建業法・法令上の制限・税その他)の内容を一つずつ確認しながら再インプットしていきます。頭の中で分かっているつもりでも、あれ?どっちだっけ?ということがないように。例えば宅建業法の問題では、取引士と業のそれぞれの違いだとか、権利関係では借地借家法のそれぞれの内容や、法令上の制限では数字がいろいろ出てきますが、~法の数字と~法の数字がごちゃ混ぜになっていないかなど、他と比較しながら確認していきましょう。
10月
10月に入ったら、いよいよ最終段階です。いつから始めた場合でも、10月からはテスト形式で時間を定めて問題を解くことをお勧めします。スクールでも模擬テストのような形でやっていました。宅建は時間との勝負でもあります。一生懸命勉強しても、時間切れで解けないと元も子もないですから。私は楽天やAmazonで売っているテスト形式の問題集を3冊くらい買って毎日やっていました。1冊に2~3回分の試験問題がありますので、それをやります。それで大体9日、その他に本当の過去の試験問題を解いてみます。よく過去10年分とありますが、10年分は要らないかも知れません。そして大事なのは、結果の何点だった!よりも分からなかった部分の復習です。言うまでもありませんね。 結果は気にしないでください。本当の試験問題ではないのですから。今年の試験問題で35点以上取れていればいい、ただそれだけです。
そして当日を迎えましょう。よく寝て朝はよく食べて。お昼は糖分だけ摂取がいいかも知れません。
試験に合格するためにした当日の行動については、宅建試験当日の過ごし方に書いてあります。
是非ご覧ください。